2018年に富山市で2人が殺害された奥田交番襲撃事件で、強盗殺人などの罪に問われている男の「差し戻し審」が富山地方裁判所で始まりました。男は冒頭の人定質問と罪状認否に一切答えず、黙秘しました。
強盗殺人などの罪に問われているのは元自衛官の島津慧大被告(30)です。
裁判は午前10時に開廷し、現在も行われています。
島津被告は2018年6月に富山市の奥田交番を襲撃し、交番所長だった稲泉健一警部補(当時46)を刃物で殺害。その後、奪った拳銃で、奥田小学校近くで警備をしていた中村信一さん(当時68)を射殺したとされています。
2021年の1審で富山地裁は、「殺人罪」と「窃盗罪」の成立に留まるとして、無期懲役の判決を言い渡しましたが、2審で名古屋高等裁判所金沢支部は、判決に「事実誤認がある」として裁判をやり直すよう命じていました。
5日から始まった「差し戻し審」の裁判員裁判。島津被告は冒頭、裁判長から名前や住所を聞かれても一切答えず、罪状認否も黙秘しました。
