山陰各地で出没が相次ぐサル、人が襲われる被害で出てしまいました。
9月16日、松江市で登校中の中学生がサルに襲われ、軽いケガをしたことが分かりました。
市は、危害を加えたサルが各地で目撃されている群れをはぐれた、いわゆる「離れザル」の可能性もあるとみて注意を呼びかけています。
松江市によると16日午前8時頃、松江市西津田の公園近くで近くに住む男子中学生が登校中に背後からサルに飛びつかれ、首を掴まれたほか、髪の毛を引っ張られたということです。
男子中学生は出血はありませんでしたが、軽いけがをしました。
市によると現場近くではこのところから、体長40センチから50センチほどのサル1頭の目撃が相次いでいたということです。
現場は住宅が密集するエリアで近くには小学校や中学校があり、近隣住民は不安を募らせています。
近所の人:
「娘から気を付けてってラインが来ました。怖いです」
今回の人身被害を受け、警察が周辺のパトロールを強化しているほか、市の職員などが花火を使ってサルを追い払うなどの対策を取っています。
田淵木萌記者:
市によると山陰で目撃されていたサルの群れからはぐれた個体の可能性があるとしています。
市は、中学生を襲ったのは「離れザル」の可能性があるとみています。
こちらは9日、安来市で撮影された映像。
住宅街を我が物顔で歩くサルの群れ…
少なくとも27頭は確認できます。
島根県によると、サルの群れは2026年5月以降、松江市や雲南市など県東部で頻繁に確認されているといいます。
9月に入ると、安来市で目撃情報が相次ぎ、さらに、11日からは隣接する米子市でも複数のサルが目撃されています。
目撃が相次いでいるのは同じサルの群れと考えられ、島根から鳥取へと東に移動しているとみられています。
松江市によると今回、中学生に危害を加えたサルは、その移動の中で群れからはぐれて単独行動をしていた可能性もあるということです。
市は、単独行動をする、いわゆる「離れザル」は攻撃性が高い傾向があるとして注意喚起しています。
基本的なことですが、サルに遭遇した時の対策です。
・近づかずその場から離れる
・大声を出したり物を投げたりしない
・目を合わせない
・エサを与えない
放置された果物なども格好のエサとなり、被害が長期化する原因となります。
処分や撤去するなどの対策が必要です。
