8月末の記録的な大雨により浸水被害を受けた、坂井市にある洋菓子店が19日に営業を再開します。店の再開に向け、従業員は客を迎える準備に力を入れています。
山田千代記者:
「この一帯は広く浸水被害を受けましたが、元の姿を取り戻しつつあります」
坂井市丸岡町にある西洋菓子倶楽部丸岡店では、18日朝から従業員が窓ふきをしたり、菓子作りの準備をしたりと、21日ぶりの営業再開に向けて準備を進めていました。
8月末の大雨により、西洋菓子倶楽部は丸岡店に加え、近くにある製造工場も浸水被害を受けました。
工場が再稼働できたのは1週間ほど前。その後すぐに店舗の復旧に取り掛かり、冷凍ケースや冷蔵のショーケースを修理したり、床を張り替えたりしてなんとか大型連休前に営業再開のめどが立ちました。
高倉竜馬社長は、客や地域の人たちからの声援が後押しになったと話します。「応援しているという声が多くて、お菓子を早く食べたい、お菓子を買って応援しますという声が多く、地域のお客さんに思ってもらえていると実感した」
大雨が気付かせてくれたという、地域とのつながり。西洋菓子倶楽部では今後、安定してお菓子を供給できるようクラウドファンディングを実施し、菓子製造機器の修理や水害対策の強化にあてるとしています。
「安心安全で常にお客さんに寄り添える、おいしいお菓子を届けられるような店を作っていきたい。雇用を守ることなど、会社としてやるべきことをやっていかなければ」と高倉社長は話します。
西洋菓子倶楽部丸岡店は19日午前10時に営業を再開します。
