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「才能は天才だけの特権」ではない。研究が示した才能を見つけにくくする世界に根強くある思い込みと最初のサイン|FNNプライムオンライン
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「才能は天才だけの特権」ではない。研究が示した才能を見つけにくくする世界に根強くある思い込みと最初のサイン

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でも同時に、「才能の意味を取り違えたまま放っておくと、本物の素質が埋もれていく」という、構造そのものへの警告でもあるのです。

だからどうか、自分の中にある「ほんの少し動きやすい場所」を「才能じゃない」と否定しないでください。その、無理なくスッと動ける感じこそが、才能の最初のサインなのです。

レズリーらの分析をさらに読み込むと、もう1つ大事な発見が見つかります。

「成功には生まれつきの才能が必要」と信じる強さと、各分野の女性博士号比率が逆向きに動く関係は、その分野の研究者の労働時間の長さでも、入り口の選抜の厳しさでも、その分野が「体系的・抽象的に考える力」をどれだけ重視するかでも説明がつかなかったのです。

つまり、女性が離れていく理由は、長時間働かなければいけないからでも、選抜が厳しいからでも、論理的に考える力に男女差があるからでもありませんでした。残ったのは、その分野に流れている「才能観の文化」そのものでした。

統計の上で、女性比率の低さと最も強く結びついていたのは、これだったのです。

『5日で自分の才能が見つかる本』(祥伝社)

堀田秀吾
明治大学法学部教授。言語学者(法言語学、心理言語学)。著書に『科学的に元気になる方法集めました』(文響社)、『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』(サンクチュアリ出版)、『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード…科学的に証明された すごい習慣大百科』(SBクリエイティブ)など多数。

堀田秀吾
堀田秀吾

明治大学法学部教授。言語学者(法言語学、心理言語学)。1999年シカゴ大学言語学部博士課程修了(Ph.D. in Linguistics)。2000年立命館大学法学部助教授、ヨーク大学オズグッドホール・ロースクール修士課程修了、同博士課程単位取得退学を経て、2008年より明治大学法学部に着任。司法分野におけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、脳科学、行動経済学などの知見を融合した多角的な研究を国内外で展開している。企業の顧問やワイドショーのコメンテーターとしても活躍。著書に『科学的に元気になる方法集めました』(文響社)、『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』(サンクチュアリ出版)、『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード…科学的に証明された すごい習慣大百科』(SBクリエイティブ)など多数。

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