9月は「障害者雇用支援月間」です。
宮崎県内の民間企業における障害者の雇用数の推移を見ると、2016年に2492人だった雇用数が去年は3546人と、10年間で1000人以上増えています。県内で高まる障害者の雇用。その裏には就労や社会支援を積極的に支える事業者や団体の取り組みがありました。
宮崎市のエコクリーンプラザみやざき内にある「リサイクル工房」。
(河野亜耶記者)
「こちらではゴミとして出された家具を手入れし、リサイクル品として販売をしています」
リサイクル工房では家具の清掃や工作教室の準備など、さまざまな作業を通して障害者の就労を支援しています。
(リサイクル工房 福元敏行施設長)
「(気持ちや思いを)なかなか伝えられない方が多いのでそこに気づいてフォローや聞き取りをして仕事の意欲や支援につなげていく活動をしています」
「一般で働くのが難しい方でも支援があれば働ける方が多いと思うので、そういう方の働く機会の場所にはなってくると思います」
リサイクル工房では現在、知的障害のある24歳から60歳の16人が働いています。
(今年2月に入社 庄司秀一郎さん)
「仕事はだるいと思ったことはありません。むしろ楽しい」
「働く前までは寝てばっかりだったけど、土日仕事があるだけでも楽しい」
リサイクル工房は、障害のある人やその保護者に広く事業内容を知ってもらおうと、9月19日に障がい福祉サービス事業所が集まる合同説明会に参加します。
(リサイクル工房 福元敏行施設長)
「合同説明会でリサイクル工房のことを知ってもらって働きたいなという方が一人でも増えるといい」
この合同説明会は県内の障がい福祉サービス事業所が加盟する団体「わくわくネットワーク」が2年前から開いているものです。今年の説明会には、清掃業や菓子製造などを手掛ける12の事業所が参加します。
(わくわくネットワーク 山口ともみ事務局長)
「(説明会の)目的は事業所のサービスや取り組みを知ってもらいたい」
「そしてそれを子どもの将来のためにつながっていけばいいなと。(保護者の方が)全部時間の許す限り全部事業所を回って喜ばれて帰って、その時は私たちもやって良かったなと思いました」
この説明会を通して障害のある子どもの保護者が抱える進路選びの負担軽減にもつなげます。
(わくわくネットワーク 山口ともみさん)
「障害があるなしに関わらず、子供の将来はずっと悩みの種だから一つでも軽減できると思います」
事業所や団体などの積極的な取り組みによって増えている障害者の雇用。
働く意欲を持つ人たちの可能性が広がることが期待されます。
合同説明会は9月19日(土)に宮崎市民プラザで開催されます。
予約が無くても参加できるということです。
