今年1月、ヴィアマテラス宮崎の選手たちがブドウ園を事業承継しました。そこには地域に愛されてきたブドウ園を未来に繋げたいという選手たちの思いがありました。
新富町にある「しんとみぶどう園」
大きな張りの実が特徴のシャインマスカットや、濃厚でコクのある甘みのブラックシャインマスカット「富士の輝」など、およそ50aのハウスで7種類のブドウを栽培しています。
収穫作業をしているのはヴィアマテラス宮崎の選手たちです。ヴィアマテラス宮崎は、今年1月、新富町で50年続いた「竹村ぶどう園」を事業承継しました。
(井上千里選手)
「元々はこのブドウ園で竹村さんという方がブドウを作っていたんですけど、竹村さんが(高齢で)やめるとなった時にニューアグリベースからお話をいただき継ぐことになりました。」
ヴィアマテラス宮崎の選手の多くは、新富町の「地域おこし協力隊」としても働いていて、広報や学校サポートなど7つの班に分かれて活動しています。
今回、ぶどう農園を引き継ぐことになったのは農業班の選手たちです。
およそ半世紀にわたり地元の人から愛されたブドウ園を次の世代へ託した竹村さんの思いは、選手たちにしっかりと受け継がれています。
(川添ゆず選手)
「すごく優しい方で丁寧に作業の内容とか教えてくれるし『これはサッカーにつながるからね』と前向きな言葉をかけてくれるのでありがたかった」
(小牧明日香選手)
「竹村さんが今まで守り続けてきたものをどう発信していくかというところがモチベーションになってる」
選手たちは、日々のトレーニングや試合と両立しながら栽培や収穫、それに袋詰めや配送準備まで行っています。
(ヴィアマテラス宮崎 広報担当 柳田薫朋さん)
「素直に尊敬しています。朝5時に起きて9時まで(ぶどう園で)作業して、そこから練習して。選手のセカンドキャリアの選択肢にもつながる」
今年7月、事業承継後初の収穫シーズンを迎えたしんとみぶどう園。毎朝どのような作業しているのでしょうか。
「A品・B品・C品、自分らでそれも分けている」
「(Q.それは何品?)これはC」
私も収穫と格付けに挑戦しますが…
「重い。Aじゃないですか?」
「C?」
「C?」
「頑張ってB」
「皆さん結構厳しめに見てるんですね」
「朝獲れがよくて、陽が昇っちゃうと気温が上がって甘さが出づらい」
「農業班のグループラインがあるんですけど、そこにYouTubeの動画とか送られてくるのでそれを見て勉強したり」
(佐々木紅音アナウンサー)
「選手たちが毎日丁寧に手入れして、今朝収穫したブドウが今、並べられています」
こゆ農畜産物直売所ルーピンでは、おととし12月のリニューアル前から長年にわたり竹村ぶどう園のブドウを販売。事業承継後も引き続き取り扱っています。
(こゆ農畜産物直売所ルーピン 林大輔さん)
「ファンがすごく多かったのでそれを続けて販売できる喜び」
「竹村さんの(ブドウが)食べられるというのでヴィアマテラス宮崎のを引き続き買ってくれる方は多いですね」
「地域の花になれ」
このクラブスローガンのもと、ブドウ園を継いだ選手たちが目指すのは…
(川添ゆず選手)
「地域の方々が笑顔になるようなブドウを届けられるブドウ園になったらいいなと思います」
「練習行ってきます!」
