先月27日の豪雨から17日で3週間。床上・床下浸水は富山県氷見市で562件にのぼり、現在も52人がホテルなどで避難生活を送っています。
その氷見市では車の浸水も相次ぎ、17日からは「無償」で車を貸し出す支援が始まりました。
この取り組みは、2011年の東日本大震災をきっかけに設立した日本カーシェアリング協会が全国各地の被災地で行っています。
17日からは氷見市役所で、豪雨で車が水没した被災者やボランティアなどを行う支援団体を対象に、乗用車4台の貸し出しを始めました。貸し出しは無償です。
*スタッフ
「今回お貸し出しする車はこちらになります。貸し出しにあたって傷の確認を一緒にさせていただきます」
17日の朝、早速訪れたのは氷見市に住む20代の男性。自宅に被害はなかったものの、道路の冠水で自家用車の中まで水が入り、車は廃車の見通しです。
3週間車がない生活を余儀なくされ、通勤や買い物は徒歩か自転車だったといいます。
Q一番困ったことは?
*自家用車が水没した男性
「買い物。自転車だと載せられる容量に限りがある。雨の日とかも、屋根がないとつらい。被災した身からしたらありがたい。車ありきで生活していたので助かる」
市内ではすでに12件の予約があり、協会は18日以降、軽トラック2台などを追加することにしています。
*日本カーシェアリング協会 吉澤武彦代表理事
「車が被災すると、買い物、通院、仕事などいろいろ支障が出て、生活再建の妨げになる。車は無償で使ってもらって、安心して生活再建に集中してもらう狙い」
貸し出しには、電話かウェブの予約が必要で、乗用車は一度の申し込みで最長7日間利用できます。
先月27日に県内を襲った豪雨から17日で3週間。
氷見市では、全壊4件、半壊5件、床上・床下浸水は合わせて562件確認されています。
ほかにも、高岡市で76件、立山町で1件の浸水被害があり、住宅被害は合わせて639件にのぼっています。
また、氷見市では、り災証明書の申請を1114件受け付け、うち423件を発行したということです。
また、現在も避難している人の数は氷見市の52人で、市の内外にあるホテルなどの2次避難所5カ所で避難生活を続けています。
