今回の特集はシール帳です!
いま、子どもから大人まで幅広い世代で、人気を集めています。
県内の商業施設でも売り場面積を広めるなどブームが続く中、なぜ人はシール帳にハマるのか。
井上キャスターが取材しました。
ある日のKTSアナウンス室。
「これがかわいい!」
「これも!」
会話の中心にあったのは、シール帳です!
色んな種類のシールを貼り、友達と交換する。
平成に小学生の間で一時ブームになったシール帳人気が今、再燃しています。
KTSアプリで“シール帳”に関するアンケートを行ったところ、284人が回答。
「シール帳を持っている」と答えたのは20代から70代、学生や主婦、会社員から孫がいる人まで様々。
令和のシールブームは幅広い年齢層に広がっているようです。
始めたきっかけは!?
「娘のシール購入からハマりました」
「孫と共通の楽しみがあるといいと思って」
魅力については!?
「眼福」
「話のネタになる」
「初対面の人とシール交換で仲良くなれる」
といった意見が。
ブームで売り場を拡大した店舗もあります。
鹿児島市のブックスミスミオプシアでは2024年からシール帳を扱いはじめ、売り場面積はその時の約3倍になったそうです。
その数400種類以上!店内には、関連するアイテムもたくさん。
井上彩香キャスター
「大人のシール帳も登場しています」
いまのシール人気を引っ張ってきたのが、ぷっくり立体的な「ボンボンドロップシール」。
当初、小さい子ども向けに販売されましたが、キャラクターや平成に流行ったデザインなどバリエーションが増えたことに加え、シール帳に貼るだけでなくスマホのデコレーションといった用途も広がり、購入する世代が広がっているようです。
ブックスミスミオプシア・中村くるみさん
「(子どもと)一緒に見に来ているつもりが『かわいい』とか『私も集めたい』ってシールを買う人もいる」
平成から進化した令和版のシール文化。
シールを「見る・集める・交換する・デコる」と、いろんな楽しみ方ができるのがブームが続く要因のひとつと言えそうです。
取材をしていたこの日、シールを楽しそうに選んでいる親子に出会いました。
「(シール帳を持っているのは)家族全員です。(シール帳に)貼りだしたらもうおしまい。はまってはまって、どんどん埋めたくなっちゃって。実家に行った時は必ずみんなシール帳持っていって(家族みんなで)シール交換している」
家族みんなでシール帳を楽しんでいるという安藤さん家族。
親子で、どんな風にシール帳を楽しんでいるのか。
見せてもらうとー。
「ママが4つとこれ、パパ!」
「ママから始めたから」
「いちばん最初にはじめたのは、光凪タくんではなくて?」
「うん、ママから」
きっかけは、お母さんの麻結さん。
シールが手に入りやすくなった約半年前から集め始めました。
「これがもらったらダメなシール帳」
「わたしが大切に貼り貼りしたやつ。見るだけはできる」
「じゃ、私も見せてもらってもいいですか?うわ~しっかりきれいに貼ってますね。あ、これ私持ってます!うさはなかわいいですよね」
コツコツ集めて、今ではシール帳は4冊に。
そして、息子の光凪タくん、さらには夫の祐次さんもシール帳を持つようになりました。
夫・安藤裕次さん
「息子がシール帳を持っているので、『私もシール交換できたらな』みたいな感覚で。形から入る」
「とりあえずシール帳から買ったもんね。シール1枚も持ってないのに」
裕次さんのシール帳のいちばん最初のページには1枚のシールが。
息子の光凪タくんがはじめてくれた特別なシールです。
シール帳をめくるたびに、どんどん会話も広がっていきます。
「プラレールのシールもあるんですか」
「パパからもらった」
「交換したね」
ということで、私も持参したシール帳でシール交換を。
「よろしくお願いします」
お互いのものを見せあうのもシール帳の醍醐味のひとつ。
気になるシールを見つけたらー。
「光凪タくん、このなかでどれか1枚交換して」
「選んでいいよ」
「選んでいいの!?」
「優しい」
光凪タくんと無事にシール交換できました。
シール交換をする間も好きなキャラクターや、貼り方など話題はつきません。
「光凪タくんが夕方とか夜に『一緒にシール交換しよ』って言ってくれるのがすごく楽しくて」
安藤さん家族にとってシール帳は大事なコミュニケーションツールになっているようです。
「よかったですね、家族の時間がぐんと増えたかな」
かわいさや懐かしさがつまったシール帳。
アナログなものだからこそ、幅広い世代が夢中になり、ブームが続いているのかもしれません。
