NITE=製品評価技術基盤機構は、9月21日の敬老の日を前に、電動車いすや介護ベッドなどを使用した際の高齢者の事故を防ぐための注意喚起を行った。
NITEによると、2016年から2025年までの10年間で、電動車いすの事故は59件、介護ベッドの事故が43件発生している。
いずれもほぼ毎年、死亡事故が確認されていて、死亡や重傷に至る割合が高いことも特徴だ。
介護ベッドでの事故では、高齢者がベッド周りの隙間に挟まったケースが半数以上を占めていて、電動車いすでは、誤って側溝や川などに転落・転倒した事故や踏切で電車と接触した事故が多くなっている。
事故の発生原因としてはいずれも誤使用・不注意によるものが半数以上を占めていて、使用環境や使い方、事前の確認不足が背景となっている。
2024年4月には、使用者が電動車いすとともに水路で発見され、死亡が確認された事故も発生している。
NITEは、介護ベッドで気を付けるポイントとして以下を挙げている。
・JIS規格に適合した製品を使用する
・スペーサーや保護カバーなどで、挟まるおそれがある隙間をできるだけなくす
また、電動車いすで気を付けるポイントとしては以下を挙げている。
・使用する道路環境を介助者とともにあらかじめ確認する
・乗車前にバッテリーの状態を確認する
・転倒防止装置がある場合は機能しているかなど、乗車前点検、定期点検を行う
さらに、ほかにも高齢者による事故で気をつけるポイントとして、以下をあげている。
・誤飲すると危険な製品の保管場所を工夫する
・身体の状態を考慮し、安全に製品を使用する
・ガス火の青色が見えづらくなっているため、近づきすぎないように環境を整える
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