16日朝、神戸市灘区でバスにトラックが衝突する事故がありました。
重傷を負ったトラック運転手は警察に対し「ブレーキが利かなくなった」と証言。
この道では、先月もレッカー車が電柱に突っ込む事故があったばかりで、その時もドライバーは「ブレーキが利かなかった」と話しています。
事故の詳しい状況と現場付近の道路の危険性などを関西テレビ・柏原怜奈アナウンサーが現場から報告しました。
■大型トラックがバスに衝突 トラックは長い坂を下ってきた
【関西テレビ・柏原怜奈アナウンサー】「16日午前8時ごろ、神戸市バスが交差点で信号待ちをしていたところトラックが衝突しました。
トラックは長い坂を下ってきてバスに衝突したということです。
事故の影響で通行止めが続いていましたが、16日午後5時すぎ現在では解除されています」
■「雷が鳴ったような大きな音がして、立っていられないくらいの衝撃だった」
柏原アナは、事故の詳しい状況を伝えました。
【柏原アナ】「この交差点は、六甲山に沿った長い下り坂の先にあります。坂を下ってきた大型トラックは、まずガードパイプにぶつかり、その衝撃で回転して後ろ向きになり、そのままバスに衝突しました」
目撃者によるとトラックの運転手は外に投げ出され、重傷だということです。
またバスは乗客が40人以上と満員の状態で、20代から60代の男女10人が軽傷を負いました。
バスの乗客は「雷が鳴ったような大きな音がして、立っていられないくらいの衝撃だった」と事故の様子を話しています」
■事故の原因は? トラック運転手「ブレーキが利かなくなった」
【柏原アナ】「警察によるとトラックの運転手は『ブレーキが利かなくなった』と話しているということです」
事故の原因究明はこれからですが、ブレーキが関わっている可能性があるといいます。
というのも、この道では、同様の事故が相次いでいて、先月21日には、坂を下ってきたレッカー車が電柱に衝突する事故がありました。
この時も運転手は「ブレーキが利かなくなった」と話しているということです」
■「フェード現象」が起きやすい場所 日頃から注意喚起も
【柏原アナ】「さらに、7年前にもトラックの整備不良でブレーキが利かなくなり車や歩行者を次々とはね、川に転落するという事故が起きています。
この道は、六甲山に沿っていて急な坂、ヘアピンカーブが続くため、下り坂などでブレーキを繰り返し使うことで利きが悪くなる「フェード現象」が起きやすい場所となっているとも言います。
警察が重点対策路線として日頃から注意喚起を行っているが、また事故が起きてしまい、近所の方からは不安の声があがってるということです。
近隣住人は「とにかくトラックが多い。トラックのブレーキ整備、ちゃんとしてへんのやろね。初めての人が、下りの長さを知らないんやろね。だからブレーキ踏んで踏んで下りてきはる」と話します。
特に大型車はエンジンブレーキを利かせるなどの基本的な対策が求められますが、いかに周知徹底するかが大事なのではないかと感じました」
■『道路の危険性』 通る車の2台に1台が大型トラック
柏原アナは、取材の中で感じた”道路の危険性”についても報告しました。
それは、大型トラックの通行量の多さだと言います。
通る車の2台に1台が大型トラックという状況もみられたということです。
最後に、「坂の方からスピードが出たまま走り去る車がとても多く、また事故が起きないかという不安を感じた」と現場から伝えました。
(関西テレビ放送「newsランナー」2026年9月16日放送)
