宮崎市でシニア向けの就職面談会が開かれました。シニア世代の就職に、いま熱い視線が注がれています。
会場には50代から80代までの求職者およそ127人が集まり、県内企業など33社がブースを構えました。
(去年定年退職した参加者・61歳)
「(会場は)活気があってすごいと思う。働けるうちはどんどん働きたいと思っている。若い人に負けないように」
(派遣社員の参加者・59歳)
「いま派遣で仕事をしているが、期間が3カ月など決まっているので、その間にちゃんとした就職をしたいと思ってきた」
(5月に定年退職した参加者・65歳)
「まだ65歳で年齢的には若いといわれる世代なので、もう少し仕事をして身体を動かさないと体がなまってしまう」
会場には、定年退職後も元気で、新たな働き先を探す人の姿が多く見られました。
企業がシニア層に寄せる期待は、人手不足の解消だけにとどまりません。長年培われた技術や、一つのことをやりぬいてきた経験を求める動きも広がっています。
これまでシニア採用などにあまり取り組んでこなかった高千穂町の旅館も、初めて参加しました。
(神仙 佐藤大喜専務)
「もしかしたら私たちが一番求めている人材がここにいるんじゃないかと思ってきた。正直、年齢関係なく、これから先も夢を追い続けたい方、一緒に夢を追い続けたい方を探しているイメージ」
みやざきシニア就業支援センターの中村浩一センター長は、「新卒者の3年以内の離職率が30パーセントと言われる中で、企業がシニアの活用を求めている」と話します。
(みやざきシニア就業支援センター 中村浩一センター長)
「シニアの方はビジネス・人生の甘辛も知っている。経験値が非常に高い、気配りも素晴らしいという点が、企業の採用の要因になっていると思う」
豊かな経験とスキルを携えた頼れる即戦力として、シニア世代の力を地域で活かす動きが広がっています。
