1994年の「平成の大渇水」以来32年ぶりとなる「減圧給水」が、15日から伊万里市で始まりました。生活への影響など市内の保育園と鮮魚店を取材しました。
15日から減圧給水が始まった伊万里市では、朝から市の職員が市内の配水池に向かい水圧を低く調整するための弁を慎重に閉めていきました。
15日から3日間かけて市内23カ所を回り同様の作業を行います。
【伊万里市上下水道部 小寺隆洋副部長】
「仕切弁というものがございますけれども、そこの絞り込みを40パーセントほど行うということでこれから作業を始めたいと。(減圧給水で)これである程度“延命”できればと考えているところ」
こちらは園児100人が通う市内の保育園。
2カ月に1回「環境の日」を設け、水の大切さなどを園児に伝えています。
【みなみ保育園 岩永雅美園長】
「水の出し方とかですね、そういうのをお話ししながら、みんなで水って大切だよねって大事に使おうねという話をみんなでしている」
これからの時期、インフルエンザなどの感染症予防に必要な手洗いを呼びかけつつ、節水の重要性も改めて伝えていく必要があります。
【みなみ保育園 岩永雅美園長】
「水の維持をしながら、感染を防いでいくかというところも考えて子供たちと一緒に大切に水を使っていこうかなと思います」
一方、こちらは水が欠かせない市内の鮮魚店。
市内の幼稚園や老人ホームに新鮮な魚を提供しています。
【久保田鮮魚 久保田美路子さん】
「この辺を水洗いして、冷蔵庫の中の霜が付いたりとかするので、そっちにも水を使うのでやっぱりお水は無いと困ります」
ためた水を使うなど家の洗い物には節水を心がけていますが、食べ物を取り扱う以上、店での節水には限度があります。
【久保田鮮魚 久保田美路子さん】
「こっちではやっぱり削れないというところがあるじゃないですか、衛生面で。今のところちょっと雨が降ってもらうのを待つだけですね」
【キャスター】
減圧給水の影響が出たのは15日は伊万里市内の2つの町で、ほとんどの市民の方は通常通りの水圧だったと思います。
減圧給水の範囲は17日にかけて順次拡大するということです。
