16日に行われる自民党の役員人事をめぐり、松山参院議員会長は15日午後、高市総理とのミゾが指摘されている石井参院幹事長に対し、再任しない方針を伝えました。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・斎藤翔記者が中継でお伝えします。
参議院の人事は総理の権限が及ばない「聖域」とされている中、高市総理が事実上人事に切り込んだ形で石井氏への解任通告に衝撃が広がっています。
関係者によりますと、先ほど松山参議院会長が石井氏に対し、幹事長の役職を再任しない方針を伝達しました。
参議院をめぐっては、高市総理が石井氏の国会運営に不満をもち、処遇が焦点となっていました。
参議院の幹部人事は参議院会長が決め、総理ですら介入できない仕組みですが、高市総理が事実上、人事を断行する異例の事態となっています。
石井氏は国会運営に精通し、参議院に40人を超えるグループを持っていて、早速、党内からは「嫌いだからといってそこは絶対に触るべきではなかった」との声が上がっています。
少数与党の参議院では国会運営が綱渡りともいえる状況で、この人事が今後、政権運営の火種となる可能性があります。
一方、高市総理は党4役の総務会長について、有村氏を交代させ、後任に梶山国対委員長を起用する方向で調整しています。
有村氏については、引き続き要職で起用することを検討し、詰めの調整を行っています。
