続いては家計のミカタ。
2026年は天候に恵まれ、秋野菜が豊作です。
中でもタマネギは質・量ともに最高の出来!
タマネギの魅力を逃さず味わい、保存する驚きの方法をお伝えします。
札幌市北区のJAさっぽろの直売所。
今の時期は1年で一番、野菜が豊富な時期で、30種類以上の野菜が並んでいます。
中でも人気なのが、新物が出始めた札幌産のタマネギです。
一気に4袋も「まとめ買い」する人も。
「タマネギも毎日食べられるでしょ。みそ汁でも何でも刻んで」(買い物客)
地元のブランドタマネギ、「札幌黄」も注目度は高いです。
「タマネギは大好きですよ。タマネギだけで豚汁を作るんですよ」(買い物客)
収穫量が全国ナンバーワンの北海道産タマネギ。
北海道の生産シェアはジャガイモに次ぐ2位で、北海道産野菜の代表格です。
ところが2025年は夏に気温が高い日が続いた影響で玉が小さく、収穫量も49万トンと2024年より3割少なかったといいます。
2026年は一転、昼と夜の寒暖差が大きく、ほどよく雨も降ったことで、玉は例年より一回り大きく、「豊作」の見通しです。
「今年はずっしり重い大きなタマネギがたくさん取れました。量も去年の3倍くらいはある」(タマネギ農家 熊木大輔さん)
札幌市北区で90年続くタマネギ農家の熊木大輔さん。
2026年のタマネギの出来に太鼓判を押します。
4.5ヘクタールの畑でタマネギを収穫する熊木さん。
2026年はタマネギを保管するコンテナが足りなくなるほどの豊作で、収穫作業をする表情もほころびます。
「去年に比べたら買いやすい値段になると思うので、たくさん食べてもらいたい」(タマネギ農家 熊木大輔さん)
札幌市中央卸売市場が公開しているデータでは、2026年のタマネギの価格は豊作を受け、2025年に比べて2割ほど安くなっています。
タマネギには、ほかの野菜にはあまりない、「ケルセチン」という血圧を下げる効果があるとされる栄養素が含まれています。
では、どんな食べ方をすると、この栄養素を効率よく吸収できるのでしょうか。
管理栄養士で健康栄養学に詳しい北海道文教大学の山森栄美教授に聞きました。
「辛みをのぞくときに水にさらして抜くと思うが、実はその成分が健康に良いということが分かり、水にさらすのではなく、そのまま室温に置いてから使うと、その成分を有効に取ることができる」(北海道文教大学 山森栄美教授)
タマネギの辛みは空気にさらして抜く!
ちょっと驚きの方法ですが、実はこれがタマネギの栄養素を有効に取るコツなんです。
さらに、こんな方法も。
「電子レンジで加熱すると煮込むよりも(栄養素の)溶出がおさえられるので、1回、レンジにかけてから料理に使うのも有効かと思う」(北海道文教大学 山森栄美教授)
タマネギは水にさらさず、レンジで加熱!
そんなタマネギをおいしくいただく方法を、農家の皆さんはどのように実践しているのでしょうか。
おすすめレシピを教えていただきました。
生で食べるならこれ! 旬のタマネギドレッシング
「薄くした方が、かけて食べるのに食べやすいです」(JAさっぽろ女性部 嶋知子さん)
タマネギを刻んだ後、空気にさらします。
それをビンに詰めて、しょうゆ、酢、砂糖などを入れて軽く混ぜるだけです。
「朝作ったら、夜には食べられます」(JAさっぽろ女性部 嶋知子さん)
仕上げてから冷蔵庫で保存すれば2週間ほど持つとされていて、作り置きしたい一品です。
ご飯のおとも、万能調味料タマネギみそ。
まずはスライスしたタマネギを600ワットの電子レンジで5分加熱。
その後、ごま油を引いて、フライパンで炒めます。
それにみそ、砂糖、酒を入れるだけです。
「いかにタマネギをたくさん食べられるようにするか(を考えた料理)」
炒める時間はわずか2分。
これでタマネギみその完成です。
「おすすめは何といってもご飯の上でしょう。あとは豆腐の上ですとか、冷ややっこの上ですね」(JAさっぽろ 丹羽恵子さん)
2026年は豊作で、価格も安くなっているタマネギ。
一方で悩ましいのが保存方法です。
一度に数多くのタマネギを買ってしまったときに、腐らせてしまったことはありませんか?
農家の皆さんは、驚きの方法でタマネギを保存していました。
「皮のついたまま外に置くと凍って、自然解凍すると普通のタマネギに戻る。冷凍庫でもできる」(JAさっぽろ女性部 嶋知子さん)
まさかの冷凍保存!
農家さんによると、旬を迎えるこれからの時期に買い置きし、冷凍しておくのもおすすめだということです。
質がよく価格も安い2026年のタマネギ。
2026年はいつもより多く食卓に並ぶことが増えそうです。
