新潟産の新米コシヒカリの県外向けの初出荷が9月11日、始まりました。今年は田植え以降、天候に恵まれ、コメの品質は良好ですが、今はまだ去年産のコメの在庫が多い現状にあります。このためJAは出荷の時期を調整。11日の初出荷では去年に比べ、出荷量が大幅に減っています。
【吉田優キャスター】
「トラックに積み込まれているのは今年収穫されたばかりの新米コシヒカリです。きょうはこのJA新潟かがやきから12トンの米が初出荷となります」
田上町にあるJA全農にいがたの新潟米・集出荷施設では11日、新米コシヒカリの県外向け出荷式が行われました。
今年は田植え以降、天候に恵まれ、JA新潟かがやき管内のコシヒカリの一等米比率は9月10日時点で86%と、去年の同じ時期より10%ほど高くなっています。
しかし…
【JA全農にいがた 町田孝副 本部長】
「25年産がだいぶ過剰な状況なので、我々の販売先からのオーダーも26年産の新米の注文を例年より時期を後ろ倒しにしてくれということで遅れている」
今年は去年産のコメの在庫が積み上がる“コメ余り”の影響で、JA新潟かがやきを含めた4つのJAからの合計の出荷量が去年の同じ時期に比べて80トン近く減少。
大幅な需給緩和状態となっていることから価格も下落傾向で、JAからは今後の価格を心配する声が聞かれます。
【JA新潟かがやき 遠藤一雄 副会長】
「いくらの価格が適正というのは、なかなか。この市場の段階で決まるので、コスト指標を目指してというところはいきたいが、買っていただけるというところをやはり今年は確実に捉えていきたい」
ただ、こうした厳しい環境の中でも、品質は良好に育った新米コシヒカリ。その味は…
【吉田優キャスター】
「一口噛むと、米の優しい甘さが広がります」
【JA新潟かがやき 遠藤一雄 副会長】
「昨年よりもお求めやすい価格だと思うので、ぜひとも食べる量を、昨年よりも一杯でも多く食べていただければと思っている。ぜひお願いしたい」
11日に出荷されたコシヒカリは、来週末から関東地方の店舗などで販売される予定です。
