全国で発生している大雨災害を受けて、福島県大玉村の大型総合スーパー「PLANT-5大玉店」でも、9月初めから車のガラスを割るための「脱出用ハンマー」を店頭に並べるようになった。
この店舗では、3種類の商品を置いているが、8月の千葉豪雨などで需要が高まり、販売個数は去年の4倍ほどにのびているという。
水没した車で、ドアも窓もあかない場合、どうすれば窓が割れるかを検証した動画では、狭い車内では力が入りにくく水の抵抗もあってヘッドレストを使っても傘の先端をたたきつけても窓を割ることはできなかった。
しかし脱出用のハンマーを使うと、女性の力でも割ることができた。フロントガラスは、フィルムが入っているため別のガラスを割るとよいという。
全国各地で頻発する自然災害。ハンマーの需要の高まりは「災害に遭遇する危険」を感じる人が増えたことの表れでもある。
PLANT―5の神野藤達矢さんは「お客さまの方が、大雨災害や事故で自分の身を守るために関心・意識を高く持っていると感じる」と話す。
道路事情などの情報を把握し「災害に遭遇しないこと」、さらに「万が一の時の行動を確認すること」も命を守るために必要な備えとなる。
