9月10日、今シーズンの開山期間を終える富士山。9日は山岳遭難が相次ぎ、登山者2人が心肺停止となっています。
山の斜面から流れ出た土砂。駐車場には土砂に埋まってしまった車も。
静岡県によりますと、9日午前0時頃に富士宮口5合目でマイカー規制をしていた作業員から「道路に土砂が流出している」と通報がありました。
巻き込まれた車は3台で、いずれも人は乗っておらず、ケガ人はいませんでした。
塩月尚平 記者:
富士宮口5合目へと続く道路です。バスやタクシーを含め全ての車両が通行止めとなっています
富士宮口5合目から約13km下の登山道へ向かう道は雨により車両通行止めに。この富士宮口登山道の山頂付近と新7合目付近で見つかったのが倒れていた登山者です。
山頂付近で9日午前5時半過ぎに50代とみられる男性が、新7合目付近で午前7時頃に60歳くらいの男性が見つかり、山岳遭難救助隊が接触した際は心肺停止の状態だったということです。
富士山では8日夜から9日朝にかけ気温は10℃を下回っていたほか、麓の富士宮市白糸では1時間に67.5ミリの非常に激しい雨も観測されていました。
9日、下山してきた登山者は―。
友人と富士登山した人(県内在住):
道中大きな土砂崩れはなかったけど、こまかな土砂崩れっぽいのはあった。かなり風も強くて大雨も降っていた
友人と富士登山した人(岡山在住):
(Q.富士山の状況は?)前も見えず、暴風で大雨で、もう顔がすごく痛かった。歩けないほどではないけど結構足場が悪くて、僕も3~4回転んで結構大変でした
10日、今シーズンの開山期間を終える富士山。警察は体調や天候に不安を感じた場合の登山中止とともに、「開山期間以外の富士登山は非常に危険です」と呼びかけています。
