愛知県や岐阜県に激しい雨をもたらした活発な雨雲は、東に移動して関東地方に流れ込んでいます。
深夜にかけて大雨に警戒してください。
栃木・宇都宮市の8日午後9時ごろの様子を確認すると、大粒の雨が道路をたたきつけていました。
道路はわずかな時間で冠水し、行き交う車は大きな水しぶきを上げています。
列島に停滞する活発な秋雨前線は、8日も各地で猛威を振るいました。
愛知・名古屋市で一番の繁華街、栄駅前では午後3時半ごろ、周辺の道路がまるで川のように冠水していました。
そして、停車していたバスはステップすれすれの所まで水が増えているという状態でした。
愛知県と岐阜県で線状降水帯が発生し、名古屋市千種区では観測史上最大となる104.5mmの猛烈な雨が降りました。
地下鉄の栄駅では構内に雨水が流れ込み、職員が掃除機で吸い取るなどの対応に追われました。
猛烈な雨の被害はこんな所にも。
本来であれば、橋の上から見ることができるJRの線路。
数百メートルにわたって水につかり、一面が川のような状態になっていました。
この大雨の影響で、JR中央線は名古屋駅と中津川駅の間で終日運転を見合わせました。
さらに気象庁と国土交通省は、愛知県と岐阜県を流れる庄内川で氾濫が発生している恐れがあるとして、「レベル5氾濫特別警報」を発表。
浸水が想定される地区は岐阜・土岐市や愛知・名古屋市など14の市や町で、中でも名古屋市を流れる庄内川水系矢田川の観測所で氾濫発生水位に到達していて、すでに氾濫が発生している恐れがあります。
雨が弱まっても、水位が高い状態が続く可能性があります。
川の状態は絶対に見に行かず、避難するのが危険な場合は、高い建物や頑丈な建物の少しでも高い場所へ移動するなど、身の安全を確保してください。
愛知県や岐阜県に激しい雨をもたらした前線は東海地方から東に移動し、関東地方に流れ込んでいます。
長野・飯島町では午後6時ごろから雨脚が強まり、道路脇の排水溝から水が噴き上がる様子もみられました。
また、静岡・掛川市でも午後8時ごろ、大粒の雨が道路を打ちつけました。
午後9時のさいたま市浦和駅では、雨が少し強くなり、駅で雨宿りをする人の姿が多く見られました。
これから深夜にかけて東京都心でも道路が冠水するほどの激しい雨が降る恐れがあり、注意が必要です。
