9日の福島県内は再び大雨となる恐れがあります。土砂災害や道路冠水の危険性について、福島テレビの斎藤恭紀気象予報士が詳しく解説します。
■2つの前線で再び大雨のおそれ
南海上にある熱帯低気圧(元台風24号)からの暖かく湿った空気と、北から南下する寒冷前線、そして秋雨前線に挟まれることでエネルギーが集中します。これにより県内では9日午後から夜遅くにかけて雨脚が強まり、長時間にわたって降り続く見込みです。
類似の気圧配置となった1999年9月15日には福島市で151mmの雨を記録し、土砂災害やアンダーパスの冠水が発生しました。
これまで雨で地面に多くの水分が含まれており、土砂崩れのリスクが高まっています。危険区域にお住まいの方は気象情報や行政の避難情報に注意し、早めの安全確保を心がけてください。
■あすのエリア別天気
【会津地方】 朝はシトシト雨ですが、午後はザーザー降りに変わります。雨は強弱を繰り返しながら10日午前にかけて続く見込みです。最高気温は19℃〜23℃と肌寒いため、長袖を着るか上着を1枚持ってお出かけください。
【中通り】 北部は午前と夕方に雨脚が強まるタイミングがあります。中部(郡山)は9月に入ってからの日照時間が平年の5割未満と日照不足が続いており、洗濯物はコインランドリーの活用がおすすめです。南部は午後からザーザー降りとなり、夜以降は土砂崩れリスクが高まるため警戒が必要です。
【浜通り】 夕方以降に雨脚が強まります。特にいわき市周辺は県内で最も土砂災害警戒区域が多く、風化しやすい「マサ土」の地質で崩れやすいため、夕方以降の土砂崩れに十分留意してください。
■週間予報
12日(土)までは停滞する秋雨前線の影響で曇りや雨が続きますが、13日(日)は前線が北上して天気が回復し晴れ間が広がる見込みです。ただし14日(月)からは夏の空気が入り込んで気温が急上昇し、最高気温が31℃以上と真夏のような暑さになります。10日(木)の20℃近くから一気に30℃を超えるため、激しい寒暖差で体調を崩さないよう注意してください。
※2026年9月8日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。
