復興と人口減少への対応をどう両立させるのか。福島県議会の検討委員会が9月8日取りまとめたのが新たな議員定数だ。
福島県議会の各会派で構成される検討委員会。8日賛成多数で決めたのは、次の県議会議員選挙から双葉郡選挙区の定数を「2」から「1」に減らす方針だ。
議員定数等検討委員会・渡辺義信委員長:「よって双葉郡選挙区の定数は1人とし、その他の選挙区の定数を現行通りとすることに決しました」
人口減少などに対応するため議員定数を現在の「58」から1減らし、「57」にすることを決めていた検討委員会。2025年の国勢調査の人口を各選挙区に配分すると、双葉郡は「2」から「0」で“2減”に、福島市は「8」から「9」で“1増”になるが…。
8日の検討委員会では双葉郡を“1減”として、議員定数を「57」にすることになった。
検討委員会の渡辺委員長は「(今後も)近未来を考えながら、様々な政策議論のなかで検討されていく案件なんだろうと思っております」と述べた。
県議会は9月15日開会の9月定例会での条例改正を目指している。
■地元双葉郡の反応
一方、今回の“1減”について双葉郡の有権者は…。
富岡町に住む人は「これからまだ復興途中なので、もっと頑張ってほしいというのはあるので、減るとおろそかになっちゃうのかなという心配はあります」「やっぱ人口が減っているからそれはしょうがないと思う。震災前みたく人口が多ければやっぱりね、議員減らされては困るけど」と話す。
また、地元選出の県議からも…。橋本徹県議(県民連合・3期)は「双葉郡内の選挙区内だけの活動であればまだいいですけど、いわき中心に郡山、福島、会津若松と、あと県外にもたくさんの方々が住んでいるので。本当に双葉郡の実態を反映された今回の決定なのかなというのは思いますね」と話した。
