熊本地震で震度7を観測した氷川町で5日、県内で初めてとなる建設型の応急仮設住宅への入居が始まりました。
入居者たちは安堵の表情を浮かべながら、新たな生活への準備を始めていました。
【星野 佐和 記者】
「前回の熊本地震より10日ほど早く、仮設住宅への入居が始まりました」
入居が始まったのは、熊本県が氷川町に整備した吉本仮設団地で5日、入居者への鍵の引き渡し式があり、式に先立ち、地震の犠牲者に黙とうが捧げられました。
そして、藤本 一臣 町長が「残りの仮設住宅も整備を急ぎ、一日も早く、元の生活を取り戻せるようにサポートしていく」とあいさつ。
入居者を代表して、地域の区長を務める宮川 高弘さんに鍵を手渡しました。
その後、鍵を受け取った被災者は間取りなどを確認していました。
【自宅が全壊 宮川 友佳さん】
「安心の気持ちが大きい。安全な場所でゆっくりできる、ペットと一緒にいられるからホッとしています」
(どんなふうに過ごしたい?)
「旦那さんは畳で寝ると言ってたから、ここは寝るスペースになりそう」
また早速、家財道具などを運び入れる被災者の姿も・・・。
【氷川町高塚の自宅が全壊した人】
「(避難所には)大きいエアコンがついているから、風が強いので体調が悪くなった。風邪もひいた。良かった。ある程度生活のめどがついたから」
吉本仮設団地はプレハブ型の平屋で、20世帯43人が入居。
入居期間は原則2年以内です。
被災者たちは、生活再建に向け、新たな一歩を踏み出しました。
地震で被災した県内の7市町では、今回引き渡しがあった分も含めて、計584戸の仮設住宅の整備が進められています。
