サッカー明治安田J1リーグ、ファジアーノ岡山にニューヒーローが誕生です。2026年新加入の河野孝汰選手がJリーグの試合でクラブ初となるハットトリックを達成し、「中国ダービー」をものにしました。
広島との「中国ダービー」は過去4戦全て1点差以内の2勝2敗。熱戦を見届けようと、9月6日も多くのサポーターが駆けつけ、チケットは全席完売しました。
(広島サポーター)
「J1の先輩の意地を見せて強い広島を見せたい」
「勝たないといけない試合」
(岡山サポーター)
「拮抗するとは思うが、中国ダービーはファジが勝ってくれると思う」
「頑張れ、ファジアーノ」
そうした中、ファジアーノの新エースに名乗りをあげたのが2026年、レノファ山口から新加入の23歳、河野孝汰。前半10分、ルカオの突破を信じて前線に走りこむとその折り返しをダイレクトシュート。J1リーグ初ゴールで先制すると、その11分後には、左サイドの白井康介の突破から最後をしっかり決め切り、試合序盤で早くも2ゴールを奪います。
(ファジアーノ岡山 20 FW・河野孝汰選手)
「ペナルティーエリア付近にいて仕事をするのが自分の生命線。2点取った時に「ちょっと取りたいな」と。ハットトリックを狙っていた」
開幕戦ではゴールキーパーとぶつかり脳振とうに。山口時代から何度も乗り越えてきた大けがから復活し、ゴールへの執念を見せる河野。山口の至宝から岡山の希望に、その瞬間は後半5分に訪れます。Jリーグの試合でファジアーノ史上初となるハットトリックを達成し、歴史に名前を刻みました。
ファジアーノはその後、オベルダンが2枚目のイエローカードで退場となり数的不利の苦しい展開に。1点差に迫られますが守護神のレナート・モーザーを中心に守備陣が奮闘します。
ファジアーノは5回目の中国ダービーを3対2で制し、順位を1桁の8位にあげています。
(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「(河野選手は)点を取るための準備やチャンスをつくるためのポジショニング。そういうことが、ここに来てすごく鋭くなった気がする。そうしたプレーも素晴らしかった」
(ファジアーノ岡山 20 FW・河野孝汰選手)
「名を刻めたのはすごくうれしいが、まだまだ満足していない。シーズンを通してコンスタントにもっと勝利につながる点を取りたい。毎試合たくさんのゴールを狙ってたくさんの勝利につなげられるよう頑張りたい」
ファジアーノの次の試合は9月13日、前回対戦で河野のゴールで勝利した、浦和レッズとのアウェーでの一戦です。
一方、J3のカマタマーレ讃岐は5日、ホームで滋賀に0対3で敗れて、順位を17位としています。
