宮城県議会の最大会派、「自民党・県民会議」の渡邉拓議員による県職員へのパワーハラスメント疑惑をめぐり、会派は議長に対して「第三者委員会」もしくは「政治倫理審査会」の設置を申し入れました。
9月4日午前に開かれた「自民党・県民会議」の会派総会。
横山会長は所属議員をめぐるパワハラ疑惑に厳しく向き合う姿勢を強調しました。
自民党・県民会議 横山隆光会長
「しっかりとした方針を示していかないといけないと思っております」
この問題は渡邉拓議員が2023年から今年までに、県職員に対して「最悪の人間だ」などパワハラと疑われる発言をしたことが、県の調査で明らかになったものです。
会派総会では渡邉議員の言動がパワハラに該当するか調査する「第三者委員会」、もしくは「政治倫理審査会」の設置を議長に求めることが渡邉議員を除く全会一致で決まり、午後、横山会長が申し入れました。
横山会長によりますと一連の報道を受けて、市民からも県議会に対し「渡邉議員から叱責された」といった通報が寄せられたということです。
自民党・県民会議 横山隆光会長
「県民の皆さまに説明を果たしていく、県職員が安心して一生懸命働ける環境をつくることが一番大切なこと」
一方、渡邉議員は「アンガーマネジメント研修の受講」といった改善策を会派に提出するとした上で、一方的な断罪は認められるべきではないと訴えています。
自民党・県民会議 渡邉拓議員
「行政をチェックするということについては非常に使命感を持ってやってきたつもり。『最低の課長だ』とひとこと言ったことで、議員の身分を失いかねないという反応というのは、社会的に見て本当にフェアなんだろうかと逆に思う」
申し入れについて、県議会の佐々木議長は他の会派にも内容を共有した上で、対応を検討するとしています。
