仙台市内の8つの公立図書館で合わせて2000点以上の本や雑誌が行方不明になっていることが分かりました。少なくとも一部は盗まれたと見られています。
県と仙台市によりますと、仙台市内にある8つの公立図書館では合わせて2000点もの本や雑誌などが貸し出した記録がないのにどこにあるか分からなくなっていて、そのほとんどは利用者が誰でも手に取ることができる一般開架コーナーのものだということです。
このうち、泉区にある県図書館では、去年1月から2月に行った蔵書の点検で、本や雑誌419点の所在が不明であることが分かりました。
県図書館は少なくとも一部は盗まれたものとみて警察に相談し、館内の巡回なども行なっていますが、利用者からは憤りや戸惑いの声が聞かれました。
利用者
「非常に残念ですし、衝撃を受けています。憤りも感じています」
「あまりにも管理を厳しくしてしまうと、図書館の本来の意味というか、自由に入って好きな本を選んで、そして勉強をしたり教養を高めたりという目的と逆方向にいく可能性があるから、難しいことだと思う」
県図書館では2020年にも、新着図書が立て続けに棚から持ち去られる被害もあったということです。
宮城県図書館の職員
「県民の皆さんの財産ですので、資料の扱いは丁寧にしていただいて、みなさんが長く使えるように次の世代に引き継いでいただけるようにしてもらえればと思う」
また、仙台市立の図書館では7館であわせて1600点余りが行方不明となっているということです。
