岡山県では工業用水を10%カットする取水制限の実施が決まったことを受け、9月4日、倉敷市などの工業地帯の企業に向けた説明会が開かれました。
(岡山県企業局 久永美行局長)
「きのう(3日)から雨が降っているものの、今後、ダム貯水率を回復する降水量は見込めていない」
説明会には倉敷市水島地区や児島地区、笠岡市の製造業など29の企業が出席し、県の担当者が9月7日から始まる工業用水を10%カットする第1次取水制限について説明しました。
県南の工業地帯の水源である高梁川水系の6つのダムの貯水率は4日午前9時時点で43%と、平年を36.4ポイント下回っています。3日から4日朝にかけて県南ではまとまった雨が降りましたが、ダムの貯水率回復には至っていません。
県は予定通り取水制限を実施するとして対象の企業に対し、制限期間中の毎日水の使用量を報告するよう求めています。
(水島の製油業者は…)
「装置で使う冷却用の水やボイラーの水に何万トンといった水を使用する」
「これ以上制限がかかるようだと操業にも影響が出るため注視している」
高梁川水系水利用協議会は6つのダムの貯水率が30%を切った時点で第2次取水制限入りを検討することしています。
岡山河川事務所によりますと、このまま雨の少ない状況が続けば、10月1日には貯水率が10%程度まで下がる見込みです。
