襲名を記念し多くの人に作品を見てもらおうと鍋島焼の名手「市川卯兵衛」の五代目襲名展が有田町で開かれています。
市川家は伊万里市の大川内山で江戸時代から続く鍋島焼の窯元で、今年4月に浩二さんが五代市川卯兵衛を襲名しました。
会場には二代目による明治時代の作品から現代に至るまでの作品と図案帳あわせて100点あまりが展示されていて、時代の流れとともに作風が変わっていく様子が伺えます。
五代目を襲名した浩二さんの作品。
古い鍋島の図案を取り入れ、西洋画の技法を用いて筆でダミの濃淡を表現しています。
【市川光山窯五代 市川卯兵衛さん】
「(鍋島焼が)未来に向けどんどん技術的にも伸びて、世間の皆さまにも受け入れていただけるように新しい時代に適用する作品になっていくことを望んで今から作陶していきたい」
襲名展は6日まで有田町の県立九州陶磁文化館で開かれていて、絵付けの実演も行われています。
