クマに対し自治体の判断で発砲できる緊急銃猟の導入から9月で1年となります。
岩手県盛岡市で9月3日、県内では初めてとなる国による訓練が実施されました。
この訓練は、自治体が緊急銃猟の訓練を行う場合の参考にしてもらおうと環境省が実施したもので、3日は県内17自治体の職員など97人が参加しました。
訓練は、渋民公民館の駐車場の茂みにクマがとどまっているとの想定で行われ、はじめに盛岡市の職員が、緊急銃猟ができる場所であるかやハンターの配置、安全確保の手順などについて確認しました。
齋藤優花記者
「実際にクマがでた想定で手順を確認しながら緊急銃猟に向けて準備を進めています」
実地訓練では、ハンターがトラックの荷台に上がり20mほどの距離から銃を発砲するまでの手順を確認、さらに、ハンターに危険が及ばないよう、複数人で近づき死んでいるかを確認していました。
環境省鳥獣保護管理室 高瀬裕貴室長補佐
「訓練を実施する際に、どういった形で企画したらよいかを伝えるのが重要。こうした支援を引き続きしっかり取り組んでいきたい」
盛岡市環境企画課 新井田昌幸課長
「確実に緊急銃猟をできるように、これからも訓練をしていきたい」
緊急銃猟は、運用開始からの1年で県内で8件、全国では86件実施されています。
