高松市の旧香川県立体育館の解体工事について、県教育委員会は9月3日、住民訴訟に関する裁判所の提案を受けて9月15日から1カ月間、工事を中断すると発表しました。
旧香川県立体育館は世界的建築家で2005年に亡くなった丹下健三さんが設計した建物で、2026年4月から解体工事が始まっています。
建物の保存を求める建築家らでつくる団体が県に対し解体費用の支出差し止めを求めて起こしている裁判に関連して、裁判所から原告側が求める現地調査に協力するよう県に提案があり、県がこれを受け入れ、解体工事を一時、中断することになったものです。
裁判では建物の耐震性も争点になっていて、原告側は、地盤やコンクリート強度などのデータを取得し、耐震性について専門家が詳しく調べることを目指しています。
中断期間は9月15日から10月14日までで、県はこの期間が終了した後は直ちに解体工事を再開するとしています。
