ネパールと中国の国境付近で起きた大規模な土石流の発生から1週間がたちましたが、今も5000人以上の安否が分からないままです。
現地からFNNバンコク支局・杉村祐太朗記者が中継でお伝えします。
ネパールの首都カトマンズの病院には、安否不明者の情報を求める貼り紙が壁一面に並んでいて、発生から1週間たった今もその数は増え続けています。
8月26日に発生した土石流では死者が1100人を超え、安否不明者は5000人以上に上ります。
被災地は一面が泥に覆われ、重機が十分に入れない状態が続いているため、被害の全容さえ、いまだ見えていません。
取材の中で、私たちは自宅のがれきの中から約60時間ぶりに救出された6歳の少女・マニシャさんと両親に話を聞くことができました。
母親は「世界のすべてをもらったような気分だった」と喜びを語ってくれました。
しかし、こうした救出例は限られていて、1週間が経過した今、多くの家族からはどんな形でもいいから手がかりを知りたいという悲痛の声が聞かれます。
現地では今週いっぱい雨が降る見通しで、二次災害の危険と隣り合わせの中、懸命な捜索活動が続けられています。
