ネパールと中国の国境付近で起きた大規模土石流の発生から2日で1週間になります。
今も5000人以上と連絡がつかず、ネパール軍や警察が救出を急いでいます。
ネパール・カトマンズからFNNバンコク支局・杉村祐太朗記者が中継でお伝えします。
ネパール環境学会の調査では、土石流は時速167kmにも達したとのことで、猛烈な勢いで人々の命や暮らしを奪っていきました。
9月1日に取材した首都・カトマンズの火葬場には、犠牲となった30代男性の遺体が運び込まれ、100人を超える人々が集まり別れを惜しんでいました。
親族の女性は「男性には小さい子供も2人いる。残された家族のことを思うと悲しみに耐えられない」と話していました。
また、臨時の避難所となっている寺院には約300人が身を寄せていました。
家族3人の安否が分からないという女性は、「絶望の中で避難生活を送っている」と心境を話してくれました。
女性は生活を立て直す見通しも立っていないとのことです。
日本人家族5人を含め、安否不明者の数は日に日に増え、現在は5000人を超えました。
しかし身元が特定された人は1割に満たない状況です。
家族の救出を待ち続ける人々の疲労も限界に達しています。
