日銀の植田総裁は、日本時間2日午前の記者会見で、アメリカのベッセント財務長官との会談について、「有益な議論を行うことができた」と述べた上で、「詳細はノーコメント」としました。
植田総裁は、アメリカ・ノースカロライナ州アッシュビルで開かれたG20(20カ国・地域)の財務大臣・中央銀行総裁会議の閉幕後、現地で片山財務大臣とともに共同記者会見を行いました。
植田総裁は、G20 会議について「世界経済を取り巻く環境が変化するもとで、物価安定の確保に向けた適切なコミュニケーションの重要性などについて各国間で議論を交わした」と強調しました。
植田総裁は、会議にあわせ8月30日にアメリカのベッセント財務長官と会談していましたが、「様々なテーマについて、有益な議論を行うことができたが、詳細についてはノーコメントとする」としました。
一方、アメリカ財務省は、会談内容を公表し、この中で、ベッセント長官は、円が「大幅に過小評価されている」との認識を示し、円安が国内のインフレ圧力を高める一因になっていると指摘したと明らかにしていました。
また、ベッセント長官は自身のSNSで植田総裁と「日本の金融政策の正常化」について議論したとしています。
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