県警の科捜研の元職員が不正なDNA型鑑定を行っていた問題で、佐賀地検は31日付けで追送検されていた13件のうち1件を不起訴にしました。
県警の元科捜研職員冨永剛弘被告43歳は、2021年から2024年までの間、うその内容を記載した書類を作成して上司に提出したなど、虚偽有印公文書作成・同行使と証拠隠滅の疑いが持たれています。
県警は8月6日、新たに13件を佐賀地検に追送検していましたが、このうち証拠隠滅容疑の事案1件を佐賀地検は31日付けで不起訴としました。
不起訴の理由について佐賀地検は、「冨永被告の行為が証拠である鑑定資料の価値を減少させたと認めるには難しい」などとして嫌疑不十分としました。
またこの事案は9月時効を迎えることから前もって処分を公表したということで、残る12件については引き続き捜査中としています。
