3人が死亡するに至った今回の痛ましい事故。
同じような事故を起こさないためにはどうすればいいのでしょうか。
30日、事故現場を実際に訪れた専門家に聞きました。
30日に事故現場を訪れたのは、海での事故に詳しい鹿児島大学水産学部の西隆一郎教授です。
西教授は事故現場が外海に面していたことから、ある可能性を指摘します。
鹿児島大学水産学部・西隆一郎教授
「当日うねりがあったということだと、水の中に入った瞬間にたまたま沖に行く流れに入ってしまったということもあるので、そうすると波の流れが非常に複雑なところで簡単に泳げない状況もある」
ゴツゴツとした岩場となっている現場は、一般的に岩礁海岸と呼ばれます。
その特徴は…
西教授
「比較的海が穏やかなときであれば非常に透明度が高くて、例えば魚とか海底も見えるだろうな、という感じはする。ただし、水の中に入って陸側に帰ることを考えると、陸側に帰るのが難しい場所。中学生、高校生がチャレンジ精神というか、水の中で遊びたいという気持ちを強く持つのもわかるので、できるだけ地域の方、周りの方が安全上の配慮について啓発教育がしっかりできていればよかった」
3人の中高生が死亡するに至った詳しい状況は分かっていませんが、同じような事故を繰り返さないためにも、西教授は海のレジャーの際は、ライフジャケットの着用が欠かせないと言います。
西教授
「(海に)行く前に、山に行くのと一緒だが事前に注意すべきことを知った上で対応していく。絶対に浮く条件、ライフジャケット、浮く物を絶対に携行することがかなり重要」
