静岡県浜松市天竜区の山で8月30日、森林組合の男性が伐採に向けた調査中クマに襲われてケガをしました。県内で人的被害が出たのは4年ぶりです。
30日、天竜区春野町気田の「スーパー林道天竜線」から約500mの山林で調査をしていた森林組合の男性職員(40代)がツキノワグマに襲われました。
男性はクマに気づかず横を通り過ぎた際に襲われ、左腕に軽傷を負ったということです。
クマは体長約1mの成獣と見られ、住宅街から3kmほどの地点でした。
市は「いまは繁殖期で行動範囲が広がる」と注意を呼びかけていました。
中野市長は31日…。
浜松市・中野祐介 市長:
比較的人がいる近い所で遭遇をしたのは非常にショックで驚いている
県によりますと、クマによる人的被害が出たのは2022年7月以来 約4年ぶりです。
この時は静岡市葵区井川でワナを点検していた男性(30代)が腕に軽いケガをしました。
クマの生息域・行動範囲は近年これまでより人に近い所に移っていて、山でのキノコ狩りやハイキングなどが盛んになる秋に向け、いっそう注意が必要です。
浜松市・中野祐介 市長:
行楽シーズンを含めて山や森に入る人は増えてくると思うが、油断することなく万全のクマ対策、備えをした上で山や森に入ることを心がけてもらいたい
市はメールやSNSで市民に注意を促すとともに、猟友会と行なうパトロールや緊急銃猟について連携を確認するとしています。
