梅雨明け以降、雨の少ない状態が続いている大分県内。その影響で中津市の耶馬渓ダムでは貯水率が低下。8月23日に貯水率が40%を下回ったため、2018年8月以来、8年ぶりとなる取水制限を開始した。
取水制限開始後も貯水率の低下が止まらず、27日時点で30%を下回った。水不足は教育現場にも影響を及ぼしている。
貯水率が低下している中津市の耶馬渓ダム。
市は40%を下回った8月23日から取水制限を行っているが、低下は止まらず27日午後4時の時点で30%を下回った。

水不足の影響は教育現場にも
中津市教育委員会によると2026年度、暑さ対策などを理由に2つの中学校が2学期にプールの授業を行う予定だった。
しかし、取水制限が出されていることを受け解除されない限りは実施を見合わせるという。
中津市教育委員会は「水を大量に使うようなプールの授業はなかなか実施するのは難しい状況にあるかなと考えた上での判断。取水制限や自主制限などの制限が解除になれば、すぐにでも水泳の授業を再開したい」と話している。

今後「減圧給水」も検討
また市はダムの貯水率が下がり続ければ、水圧を下げて蛇口から出る水の出る量を減らす「減圧給水」を検討するという。
その場合、市内に給水ポイントを設置することにしていてすでに4か所にタンクを設置している。
奥塚中津市長は「注意深くしっかり見ていって最悪の場合に備えなければいけない、そういう状況だと思っている」と定例会見で述べた。

水不足が続くと9月中頃には「0%」か
市によるとこのまま雨が降らないと、耶馬渓ダムの貯水率は11日ごろには0%になる見込みだという。市は改めて節水への協力を呼びかけている。
市は車で住宅街などをまわり市民に対し、節水を呼び掛けているほか、ホームページなどでも協力を呼びかけている。


