岩手県大船渡市の大規模な山林火災の発生から1年半が経ちました。今も残る焼け焦げた木を安全に伐採し復旧につなげようと、遠隔操作式の最新の重機を使った研修会が開かれました。
研修会は岩手県が開いたもので、8月28日は林業の関係者など約70人が参加しました。
山林火災があったエリアには多くの被災木が手つかずのまま残っていて、倒木や土砂崩れの危険があります。
この復旧作業へ向け注目されているのが、ラジコン式の伐採機「シン・ラプトル2」です。
最大の特長はオペレーターが「乗らない」こと。車体に搭載された3台のカメラが、周囲の映像をリアルタイムで送信します。
離れた場所にいるオペレーターがVRゴーグルを装着し、運転席にいるような臨場感で、安全に遠隔操作をすることができます。
参加した人たちは、実際に木を切って運ぶ様子を食い入るように見つめていました。
松本システムエンジニアリング 松本良三社長
「現場を多く見せていただくことで開発は日進月歩で進んでいく。早く自動運転もしたい」
県では、補助事業の活用について検討を進めていきたいとしています。
