能登半島地震で液状化の被害が出た高岡市伏木地区で、地下水位を下げ、再び液状化するのを防ぐ対策の実証実験に向けた工事が本格的に始まりました。
高岡市では伏木、吉久、横田の3つの地区合わせて約32ヘクタールの範囲で、能登半島地震による液状化の被害が発生しました。
これを受け、市は3地区すべてで「地下水位低下工法」による再発防止策を検討しています。
地下水位低下工法は、地盤に含まれる水を地下に埋めた管で集め、地上にくみ上げるもので、これにより一般的に地下水位を3メートルまで下げられれば、地盤が固くなり、液状化を防げるとされています。
26日は、市から委託を受けた業者が、最も被害が大きかった伏木地区の市道に重機で大きなたて穴を掘っていきました。
この穴から地下水を集める管や汲み上げ、ポンプを地中に埋め込みます。
市は年内に工事を終え、来年1月から地下水のくみ上げを開始し、半年間の実証実験で効果と安全性を確認するとしています。
市内では、吉久地区で実証実験に向けた工事が間も無く終わる予定で、来月上旬にも地下水を汲み上げ始めることにしています。
