東京・大手町の将門塚で、配信者の男性が石碑によじ登るなどの迷惑行為を行い、その様子をライブ配信していたことが明らかになった。男性は「閲覧数を増やしたかった」と説明しているが、SNSでは批判が殺到。史跡での過激な配信行為に波紋が広がっている。
将門塚で迷惑配信…動画拡散し炎上
東京・大手町の都心に鎮座する平将門の首塚「将門塚」。多くの人が参拝するこの場所で行われた過激な配信を巡り、大きな騒動になっている。
19日夜、突然石碑によじ登って抱きつく配信者の男性。
すると男性は、甲高い奇声を何度も上げた。ライブ配信サイト「Kick」で配信された映像がネットで拡散され、「罰当たり」などと炎上しているという。
なぜこのような行為に及んだのか。イット!では配信者の男性を直撃した。
配信者の男性:
ライブ配信を盛り上げるため、閲覧数を増やすため、自分の承認欲求を満たすためにあの行為をしました。来たコメントに対して全力で応えようとした結果、常識の範囲内を超えてしまった。
「承認欲求を満たすために限度を超えてしまった」という。
配信者の男性:
軽はずみな考えだったんですけど、強く自分でやってしまったことへの愚かさというか痛感しています。
語り継がれる“たたり伝説” 参拝客から怒りの声
平安時代、京都の朝廷に反乱を起こし討ち死にしたことで知られる武将、平将門。その首が供養されているという史跡での行為に、参拝客からは、怒りとともに、ある不安の声が聞かれた。

参拝客は「ありえないですね。絶対にやってはいけない」「(将門塚を)壊そうとしたらなんか事故が起きるとか、そういう話もあるんで、何かあったら怖いなと」「大雨とか地震とかあったので、関係してるんじゃないかと、たたりじゃないかと…」などと話す。
古くから語り継がれる「たたり」だ。将門塚の近くにある国税庁のホームページにも“たたり”の記述があり、1923年に起きた関東大震災の後、当時の大蔵省を再建する際に将門塚を取り壊したところ、関係者が立て続けに亡くなり、たたりが噂されるようになったという。
“たたり”を裏付けるかのように、大手町一帯の再開発が続く中でも、将門塚は手厚く残され守られ続けてきた。
“たたり”も心配される場所での迷惑行為。下半身を露出して記念撮影もしたという配信者の男性は、自身のSNSで謝罪文を投稿。現在配信するためのアカウントは停止されているという。

配信者の男性:
警察からも「公然わいせつ罪」と「礼拝所不敬罪」という罪で今、捜査中です。
警察に話を聞かれているという男性は、今後については次のように話す。
配信者の男性:
配信はやっぱり閲覧数が多ければ、月で数百万以上稼ぐ方もいますし、かなり夢はあると思います。配信はやめるつもりはありません。ただ配信内容とか配信スタイルはもう絶対に改めなければいけないなと思っています。

将門塚を管理する保存会は「遺憾でしかない」として警察に相談し、対応していくという。
(「イット!」8月25日放送より)

