四国に新幹線が走る未来。それは四国に住む人々にとって、長年の大きな夢である。これまで具体的な国の動きは見られなかったが、ここにきてようやく実現に向けた大きな一歩が踏み出されたようだ。
「四国の新幹線」実現に高まる期待
岡山から、松山、高松、徳島、そして高知へ。四国4県と本州を結ぶ「四国の新幹線」構想は、単なる交通手段の拡充にとどまらない。
四国4県や地元の経済団体などは、早期の実現を国へ強く要望し続けてきた。

これまでは国による具体的な調査は行われてこなかったが、その状況がいま大きく変わろうとしている。
国土交通省が調査に
8月7日、国土交通省はついに「四国の新幹線」の実現可能性を探るための事業者の公募を開始したのだ。

国の予算を投じて、実施体制や具体的なルートなどを本格的に調査し、検討していくという。
災害への備えとしても
新幹線がもたらす恩恵は、経済効果や利便性の向上だけではない。高知県の浜田知事は、今回の動きを「状況を打開する第一歩」と高く評価している。

さらに知事は、将来懸念される南海トラフ地震などの大規模災害時においても、新幹線が復旧や復興の過程で重要な役割を果たすと期待を寄せ、「1日も早く実現するよう全力で取り組む」としている。
