連日の厳しい暑さから家族をどう守るのか。
地域と企業がタッグを組んだ“おいしい暑さ対策”が広がっています。
「暑いまち」として知られる埼玉・熊谷市。
その熊谷に暑い夏を乗り切る、ひんやり冷たい「糀(こうじ)甘酒」の国内初となる、新たな自動販売機が登場しました。
この商品は酒こうじから作る甘酒とは異なり、米と米こうじから作るためアルコールはゼロ。
お米由来のアミノ酸などの栄養に加え、水分や塩分も手軽に補えることから、「飲む点滴」ともいわれています。
この甘酒の自動販売機で熊谷市とタッグを組んだのが、食品メーカーの「マルコメ」。
自販機には、その日の甘酒おすすめ度も表示され、気温や湿度に合わせ、早めの補給を呼びかけます。
マルコメ株式会社 広報宣伝課・多和彩織さん:
子供は大人よりも体温調節機能が整っていない。子供の方が熱中症になりやすい。
一方、熊谷市が企業とともに暑さ対策に取り組む狙いについて、市長公室政策調査課 主査・浜川大輝さんは「より効果的で実効性がある暑さ対策を届けられる。お互いのプラスになる」と話しました。
企業とのコラボは夏のスイーツにも広がっています。
熊谷のおいしい水から作った氷を雪のようにふんわりと盛り、熊谷市と地元の店舗がともに育ててきたご当地かき氷の「雪くま」です。
その「雪くま」と2026年にコラボしたのが、乳業メーカーの「明治」。
9月下旬まで市内14店舗にヨーグルトを無償で提供。
さらに市と協力し、高さ4メートルの巨大温度計を設置。
食の面からは、地元食材とヨーグルトを使った料理教室も開催。
こうした取り組みで伝えたい、これからの暑さ対策とは。
株式会社明治 発酵マーケティング部 ヨーグルトG・久保和也さん:
(ヨーグルトの)乳タンパクが持つ水分保持という機能。これまでの水分補給という対処の考えに加え、水分保持や体づくりも今後重要。
創業・明治元年の日本茶専門店「茶の西田園」も、ヨーグルトを使った「雪くま」を提供しています。
株式会社西田園 代表取締役・小林伸光さん:
ヨーグルトをそのまま使う。練乳など入れるので、甘みのある少しクリームっぽいヨーグルト。
これまで、20を超える企業と暑さ対策で連携してきた熊谷市。
「暑いまち」としての知名度に、企業の専門性や発信力を掛け合わせ、市民の熱中症予防につなげたいとしています。
