8月21日午後10時52分、福島第一原子力発電所の固体廃棄物貯蔵庫で火災警報器が鳴った。東京電力によると、現場周辺に煙などは確認されず、午後11時半すぎに消防により「火災ではない」と判断されたという。
福島第一原発では同日午前4時ごろにも入退域管理棟で火災警報器が鳴り、同じように「非火災」判断された。これも含め、8月に入ってから福島第一原発での火災警報器の発報は7回発生している。
福島第一原発では8月8日に5/6号機のサービス建屋で、12日に6号機高圧炉心スプレイ系の非常用ディーゼル発電機室で、13日には事務本館で、さらに15日には5号機タービン建屋南西側の階段室、18日には5号機タービン建屋地下1階で火災警報器が鳴った。これに加えて21日には入退域管理棟、固体廃棄物貯蔵庫で火災警報器が作動。いずれも発生後数時間以内に消防により「非火災」と判断され、モニタリングポストの値などに目立った変動はなかった。
東京電力は火災警報器の作動が相次いでいることについてこれまでに、煙を感知するタイプの警報器では湿気を煙のように感知してしまい誤作動したこともあるとして「台風の接近や雨が降っていたことで、湿度の高い環境にあったのは(警報器が作動した)要因の一つと推測される」などとしていた。
作動した警報器をメーカーに送るなどして詳しい原因を調査する方針としている。
