自民党の石破前総理大臣は21日、都内で開催された講演で、7月に改正された皇室典範について、「今の憲法との整合性に相当合っていない部分がある」と述べた。
今回の皇族数の確保を目的とした皇室典範改正とは別の議論を提起したもので、現在の日本国憲法が「基本的人権の尊重」を定める一方で、天皇や皇族は、基本的人権を享受できていない現状があるとの考えを示し、皇室典範と今の憲法の間で「整合性、平仄が合っているかというと、相当に合っていない部分があると思う」との認識を示した。
その上で「なぜそれが正当化されるのかという議論をほとんどしていない」として「イデオロギーや思想ではなくて、法的に今の憲法と皇室典範が整合しているかというロジカルな議論をしなくてはいけないと思っている」との考えを示した。
