富山県内の最低賃金が、初めて時給1100円を上回る見通しとなりました。
新たな最低賃金は1119円で、現在より57円引き上げられます。
富山地方最低賃金審議会は今月5日、県内の最低賃金を現在の1062円から57円引き上げ、1119円とするよう富山労働局長に答申しました。
これに対し、労働組合などから異議申出書が提出されましたが、答申で示された1119円が妥当と判断され、再審議は行われませんでした。
申出書では、57円の引き上げ幅は、過去最大だった去年の64円を下回っていて、最低賃金法が目的とする「健康で文化的な最低限度の生活」を保障できないと指摘しています。
今回の引き上げ幅は、去年に次いで過去2番目の大きさとなり、令和元年の848円からの上げ幅は271円となっています。
最低賃金は今年の10月1日から適用される見通しです。
