体験活動の一環で岩手県の沿岸地域を訪れている東京大学の学生たちが、8月19日に震災の語り部のガイドを受けながら、自然歩道の「みちのく潮風トレイル」を歩きました。
県では東京大学との連携協定に基づき、2025年から学生たちの「体験活動プログラム」を受け入れています。
今回は18日から4人の学生が沿岸地域に滞在していて、19日は田野畑村を訪れました。
一行は、震災当時高校2年生で現在(2026年8月20日時点)語り部として活動している高橋奈々美さんから、課外活動で海岸清掃をしていた最中に、震災が発生した時の様子について説明を受けました。
高橋奈々美さん
「(断崖が)前は出っ張っているところがあった。そこがドーンって崩れてきた。本当にミサイルが近くに落ちてきたのかなというくらい、聞いたことのない爆音。あとは水しぶき、すごく高い所まで水しぶきが上がった」
当時高橋さんは、震災後に「みちのく潮風トレイル」と名づけられた自然歩道を避難していて、一行は景色も楽しみながらその道を歩き、約1時間半後、観光スポットでもある「机浜番屋群」に到着しました。
東京大学教養学部2年 王子田俊太郎さん
「自分だったら震災の時に、どういう行動をしていたのかなっていうのを色々考えさせられた」
東京大学法学部3年 辻航太朗さん
「今いつもいる東京とは違う環境に身を置いたことで、自然の大きさというか壮大さを感じる経験になった」
学生たちは滞在最終日の8月21日、住民たちと沿岸地域の振興に向けた意見交換を行う予定です。
