記録的な少雨で、四国の水がめ高知県の早明浦ダムの貯水率が低下し、香川県では深刻な水不足となっています。影響は農作物にも出ていて農家からは悲鳴が上がっています。
(よしむら農園 平井智明さん)
「サツマイモなのですが、葉が見た目で分かるようにしおれていたり黄色くなっている。正常な場合は緑で生き生きしている」
丸亀市飯山町の「よしむら農園」では、3.5ヘクタールの畑で年間約80種類の野菜を育てています。
特に水不足の影響が出ているのが、10月に収穫を控えるサツマイモです。生育時期の7月中旬からまとまった雨が降らず、このままでは大きくならず、出荷できないものが増えてしまうといいます。
(よしむら農園 平井智明さん)
「土を握って離した時に水分があれば砂みたいにパラパラ落ちない。これはもう水分がない」
早明浦ダムの貯水率は8月20日午後3時現在33.6%で、平年と比べて46.3ポイント低くなっています。そのため、香川県では19日、4年ぶりに香川用水の第3次取水制限が始まり、深刻な水不足となっています。
(大黒友香記者)
「こちらは今が出荷ピークのオクラの圃(ほ)場。ここでは井戸からホースを通して水やりをしている」
しかし、実際に井戸を見てみると。
(よしむら農園 平井智明さん)
「ちょうど水があった跡が黒くなっている。そこまではあった。でもまだ底ではない。雨が降らないと井戸の水もどんどん減ってくる」
オクラはこまめに水をやり、水分不足に備えていると言いますが、それでも生育に影響が出てきています。
(よしむら農園 平井智明さん)
「この葉っぱは細い。これは水が少ないということ」
「(雨が降らないと)作物自体が育ちにくくなる、生産者としては作れないのは非常に厳しい。願いとしては適度に天からの雨の恵みが欲しい」
恵みの雨はいつ降るのか、気をもむ日が続きます。
