夏休みもいよいよ10日あまり。
20日、錦江湾で子どもたちに海の魅力を伝えるイベントが行われました。
河内杏月アナウンサー
「中学生たちが続々と船に乗り込んでいきます。期待と不安が入り交じったような表情です」
錦江湾では行われたのは鹿児島水産高校の実習船「薩摩青雲丸」の体験航海。
海や船、魚に興味を持ち、進路を考えるきっかけにしてもらおうと、午前の部には県内各地の中学生あわせて26人が集まりました。
船は午前9時半に鹿児島港を出港。
まずは、操舵室の見学です。
乗組員から通信用の無線やレーダーなどについて説明を受け、実際にハンドルを握ってみます。
乗組員
「動いているのが分かるでしょう?」
中学生
「お、おお~!」
続いて、甲板に出た中学生たちは、高校生たちが実習で行っている、はえ縄漁について説明を受けました。
鹿児島水産高校では、1年間で約45日間この船で漁に出ていて、マグロなどを獲っています。
乗組員
「約60kmの長さの縄を流します。それに針が780本ついている。本物の針だからね、マグロ(漁)の針」
中学生
「リアル~!初めて見た!」
このほか、獲った魚や食料などを保管するマイナス60度の冷凍室に・・・
船のメインエンジンや発電機などが備わった機関室などを見学。
約2時間の体験航海を終えた中学生たちは将来への思いがより強くなったようでした。
中学1年生
「(長島町の)獅子島から来ました。(はえ縄漁の針)数百本のうち、5匹くらいしか釣れないことがびっくりした。(夢は)漁師のお父さんの後を継ぐこと」
中学3年生
「船に乗るのに興味があって、一番の目的だった運転ができてうれしい。(将来への)わくわく、楽しみが大きくなった」
鹿児島水産高校・上田勇一校長
「子どもたちの人生選びの少しでも助けになれば。(子どもたちは)明るい表情で満足して帰ってくれたのではないか」
