千葉県で起きた記録的豪雨から、20日で1週間です。
大きな被害が出た千葉市内でも停電が解消するなどライフラインの復旧が進んでいます。
一方で、停電が解消したはずの地域で復旧が遅れていることが分かりました。
何が起きているのでしょうか。
13日に発生した記録的豪雨から、20日で1週間。
千葉市内の一部のマンションでは、19日夜も停電が続いていました。
マンションの住人:
雨が降ったのが(先週)木曜日でしたっけ?午後11時くらいには電気がパーッと落ちて、少しかなと思ったが、ずっと今までこの状態。
10階建てのマンション。
エレベーターが動かないため、住人は階段の利用を余儀なくされています。
東京電力パワーグリッドによりますと、19日までに千葉市内での停電はすでに解消されていました。
周辺のマンションは明かりがついていますが、男性が住むマンションは19日の夜も停電のままでした。
マンションの住人:
このスマホのライトだけでいったん1~2日ぐらいはいたが、ちょっと無理だなと。トイレも水も流れないので。もうホテルで僕は暮らしている。
停電が続いていた理由は、豪雨によるマンションの浸水だといいます。
マンションの住人:
ここのマンションの電気室が地下にあるが、その地下室の電気室が浸水しちゃった。
豪雨当日のマンション周辺の映像。
辺り一帯が冠水したため、マンションの地下にある電気設備が故障したことが停電が続く原因でした。
マンションの住人:
あ、もうこれヤバいな。しばらく電気通らないでしょと思ってもうホテル。これ以上停電が続くとホテル代も高くなるからきつい。
マンションの住人によりますと、管理会社から、20日の午前中にも共用部分以外の停電が解消されるとの連絡がありました。
20日、改めて取材班がマンションを訪れると、自宅の様子を確認しに戻ってきた夫婦がいました。
キッチンの電気をつけてみると、照明が点灯しました。
そして、エアコンも。
マンションの住人:
つきました。13日からだから何日ぶりだ?1週間ですね、ちょうど。うわー。うれしいです。
一方で、水道から水は出ず、住人は「水道が戻ってくれば家に戻ってこようと思ってるんですけど」「トイレが入れないのでまだ戻ってこられないです」などと話しました。
また、エレベーターなどの共用部分の停電はまだ続いているということです。
千葉県によりますと、今回の記録的豪雨による犠牲者は13人で、1人が行方不明となっています。
また、床上・床下浸水などの住宅への被害は約3700棟に上っていて、今も多くの被災者が避難生活を送っています。
浸水被害に遭った八千代市の住宅では、家族3人が近くの公民館での避難生活を余儀なくされていて、19日から自宅の片づけを始めました。
磯部龍太さん:
まだきのうから始めて、ようやくここまではできましたが、僕ら2人しか(片付けできる人が)いないので、2人で出せるものは出しておこうかなと思っている。
家の中には今も泥が残っていて部屋中に物が散乱しています。
磯部龍太さん:
絶望ですよね。怒り通り越して絶望というか悲しくはなかった。ただ、これからどうしようかな。
千葉市では、20日、災害ボランティアの活動がスタート。
20日は40人が参加し、家屋の片付けなどに当たっています。
