アメリカのトランプ政権は14日、ホワイトハウスで建設を進めている公式晩さん会用の大広間、いわゆる「ボールルーム」について、地上部分の工事継続を認めるよう連邦最高裁判所に申し立てました。
このボールルームの建設をめぐっては、議会の承認を得ずに工事を進めているとして、歴史的建造物の保護団体が提訴し連邦地方裁判所は地上部分の工事差し止めを命じていました。
また、今月7日には連邦控訴裁判所もこの判断を支持していました。
一方、政権側が最高裁に申し立てるため、差し止め命令の発効は21日まで猶予されています。
ロイター通信などによりますと、政権側は14日の申立書で、工事の中断はトランプ大統領や家族、ホワイトハウスを訪れる外国首脳らの安全を脅かすと主張しました。
その根拠として、7月8日に大統領専用機へのミサイル攻撃の脅威があったことを含む、「最近の6件の暗殺未遂」を挙げています。
また、工事はすでに65%が完了し、これまでに2億ドルが支出または契約済みで、作業員250人が1日20時間、週7日態勢で建設を進めているとしています。
最高裁は今後、建設差し止めを求めている「全米歴史保存トラスト」側の意見も聞いたうえで、工事継続の可否を判断する見通しです。
