千葉県にレベル5の大雨と土砂災害の特別警報が発表され、冠水など被害も相次いでいます。

道路が浸水し、雷鳴が響き渡る住宅街。
ドアが開けられたまま放置されている車もありました。

13日朝から断続的なゲリラ豪雨が続く千葉県。

気象庁は各地に5段階警戒レベルで最も高いレベル5の大雨特別警報を発表。
対象は、千葉市・市原市・佐倉市・四街道市・八街市・印西市・白井市・市川市・船橋市・松戸市・習志野市・柏市・八千代市・我孫子市・鎌ケ谷市・茂原市・東金市・大綱白里市・長柄町の19の市や町です(13日午後11時時点)。

該当地域に住む人は命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保してください。

気象庁:
これまでに経験のないような大雨となっています。普段、災害が起きないと思われている場所でも最大級の警戒が必要です。

千葉県では大気の状態が非常に不安定となり、発達した雨雲が次々と発生し停滞。
午後5時50分と8時50分に相次いで線状降水帯が発生し、お盆期間中を直撃しました。

さらに、午後10時前には千葉市と市原市でレベル5土砂災害特別警報も発表されました。

これを受けて、千葉県内では千葉市など12の市で警戒レベル5緊急安全確保が発令されています。

その千葉市では道路が冠水し、ワイパーが利かなくなるほどの雨が降り、ひざ下辺りまで漬かりながら歩く人の姿が見られたほか、蘇我駅などで停電も発生しました。

千葉市では午後7時半までの3時間で188.5mmの雨が降り、観測史上1位の値を更新しました。

市川市でも道路が浸水し、何台もの車が立ち往生する事態に。

故障のためか、トラックを2人がかりで押して移動させる様子も見られました。

避難した人:
あっという間、水かさが増えるのが。もう(車が)虫の息で。ボンネットに巻き上げるくらいの水しぶきで、なんとかここに上がって避難させてもらった。

市によりますと、60代とみられる男性が冠水した道路に浮かんでいるのが見つかり、消防隊員に救助されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察や消防が詳しい状況を調べています。

さらに柏市でも、車の中に高齢の女性が閉じ込められてしまったということです。

警察によりますと、冠水して動けなくなった車の中で高齢の女性が見つかり、心肺停止の状態で病院に運ばれました。

柏市では車両の立ち往生や浸水などの110番通報が約100件寄せられたということです。

14日も関東を中心に大気の状態が不安定となり、局地的に激しい雨や雷雨となる恐れがあります。

短時間に降る大雨による低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害などにも警戒が必要です。