愛媛県の有数のコメの産地・宇和島市三間町で早くも新米の稲刈りが始まっていて、12日も生産者が作業に勤しみました。ただコメの買取り価格は去年の半分ほどに値下がりし、生産者にとって厳しい状況になっています。
宇和島市三間町ではコメ作りに適した粘土質の土壌を生かし、ブランド米「三間米」が盛んに生産されています。
コメ農家の松本高秋さんの田んぼでも8月に入ってから稲刈りが始まり、12日もコンバインを使って収穫作業に勤しみました。
松本高秋さん:
「今収穫してる分に対しては、こういう雨の降らない天候でしたけど、どうにか出来栄えはいい方だと思います」
稲刈りは一般的に9月以降の秋に行われるものの、夏場に収穫するとコメは流通量が少ないため高くなります。しかし今年は厳しい状況といいます。
松本高秋さん:
「農協から出る概算金、去年と比べて半額ですよね。去年1万5000円超える位の価格が出てましたけど、今年は7700円プラスアルファ位」
令和の米騒動といわれたコメ不足から一転したコメ余り。JAが農家に仮払いする「概算金」は大幅に下落しているうえ、肥料や燃料など生産コストの上昇が続き「売れば売るほど赤字になる」と不安を募らせます。
松本さん:
「生産者が値段を決めて売る方向に向かないと経営が成り立たない。一生懸命作ったお米ですので美味しくいただいてもらったらと思います」
新米は「道の駅みま」などで12日に発売されています。
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